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展覧会 2024年6月12日(水)~ 2024年6月26日(水)
大久保宏美 -Recollect-
概要
「Recollect」にむけて
すでに自分の中にある、感情やそれとともに起こった心動などを含め、制作においての積み重ねを意識して思い出し掘り起こし定着させる、ということを大切に記録する、という意味で、今回の展覧会のタイトルを「Recollect(リコレクト)」としました。
昨年より同タイトルで数品を制作しており、内容を読み解いていただくための手がかりとしての言葉、と位置づけています。
抽象画という括りに収まっているというだけで理解されにくい、という寂しい扱いを受ける状況に自ら身を委ね、自分の作品がどう評価されるのか、これがどう観られるのか、挑戦状のつもりで120%の力を発揮して制作しても、空振りをくらったりする結果にクラクラしつつも、憤慨の起爆力で新しい仕事に向き合い、制作を重ねています。
【作品について】
一本の引いた線から次の線が見えて来る。前の線に空間が押され、流れが出来、線が重なり合い、引き合い、形が生まれる。
具体的なモチーフがあるわけではなく、完全な抽象形体でもない、手を動かしながら必要とする形を見極める作業の繰り返しをひとつも無駄にせず、定着させる。
どこで終わりにするのか、何を答えとするのか、自分なりの絵画における着地点を探る。
油彩、ドローイング、素材が何であれ、絵画として立ち上る瞬間を見失なわず、終わりまですべてを見定める。
大きな構造や構成はサービスだと思っている。本当に大事なのは細部。
モノのキワと筆致の抑揚に命を吹き込む。
詳細情報
大久保 宏美 Hiromi Ohkubo
緩やかな形体と曲線で、エッヂの効いた抽象画を描いている。 キャンバスに油絵具、紙に水彩、アカデミックな製法に頼りながらも、嘗て見た事の無い平面作品を目指している。 美大卒業後、個展グループ展を中心に、公募展でも作品発表を重ねている。 |
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1963 横浜生まれ
1986 武蔵野美術短期大学専攻科修了/修了制作優秀賞
1986~ 独立展/新人賞(’97),奨励賞(’00,’02,’03,’05),中山賞(’06),独立賞(’07),会員推挙(’08)
1987 上野の森美術館絵画大賞展
東京セントラル美術館油絵大賞展
1993~ 神奈川県女流美術家協会展/Qアート賞(’93),協会賞(’95),会員推挙(’97),安藤為次賞(’02),神奈川県立近代美術館賞(’08)
2000 現代日本美術展/新潟市美術館賞
2002 朝日チューリップ展/大賞
2008 損保ジャパン美術財団選抜奨励展
1987 DAY-TO-DAY GROUND/TEPCOギャラリー(渋谷)
1988 outsider/GINZA GALLERY中沢(銀座)(tone cluster/’99)
1992 ガレリア南(銀座)
1993 Flat Light Jab/ギャラリー伊勢佐木町(横浜)
1997 5organs/Gallery ARK(横浜)
2000 T-machine/ギャラリー4GATS(世田谷)(FLAT KNOT/’15)
2003 チューリップ展大賞受賞記念/朝日アートギャラリー(有楽町)
2004 speed king/画廊るたん(銀座)
2007 green master/ギャラリー風(銀座)
2010 ROSE GARDEN/Shonandai MY Gallery(六本木)(Treasure hunter/’18)
2011 画布の仕事×紙の仕事/色彩美術館(神宮前)
2012 サムシング エニシング/湘南台画廊(藤沢)(パーソナルエッジ/’14)
作画の軌跡2000-2012/ギャラリー暁(銀座)
2013 ドローイング&ミニアチュール/調布画廊(調布)
2015 銀座ギャラリーあづま(銀座)(’17/’20/’23)
2019 ソフトランディング/s+arts(六本木)
2020 画廊AKIRA-ISAO(横浜)(/’22)
2024 Recollect/M16ギャラリー
1997 BALLOTS 大久保宏美・多見谷恭子二人展/ギャラリー4GATS
1999 蒼展/望月画廊(~’03)
2001 翔の会展/銀座井上画廊(/’02/’04)
優雅な平面表現−Elegance on Two Dimensions−/銀座TEPCO館
2004 UNIT/ギャラリーセイコウドウ(~’13)
Weg展/シロタ画廊(~’08)
2005 菅原猛企画 早矢仕素子・大久保宏美二人展/紀伊國屋画廊
2006 カタチノトビラ 五十里雅子・大久保宏美二人展/画廊楽(/’16)
2008 Spectre/銀座東和ギャラリー(’09)/銀座井上画廊(/’11/’13)
2009 MY Interaction 2009 大久保宏美 徳永雅之/Shonandai MY Gallery
横浜文化・美の系譜/横浜赤レンガ倉庫1号館
2010 輝け−独立美術/日本橋三越本店本館6階美術画廊(~’12)
2011 春の画室/ギャラリー華沙里(~’15)
2012 現代抽象作家展/ギャラリー絵夢(/’13/’15/’19/’21~’24)
赤津侃企画 セレクトナイン展/画廊るたん
顔・顔・顔 展/Shonandai MY Gallery
独立美術協会の画家たち/REIJINSHA GALLERY
2013 5つの華/ギャラリー風(~’17)
2014 仙仁司企画 インサイドエスキース展/画廊るたん(/’19)
独立とうねり 黄色い舟/日本橋三越本店本館6階美術特選画廊(~’16)
2015 MY Way 2015/Shonandai MY Gallery
七人力/ぎゃらりぃサムホール(~’20)
(京都展/ギャラリーヒルゲート’16/18,佐賀展/ギャラリーシルクロ/’19/’22,福岡展/村岡屋ギャラリー/’20)
2017 湘南台画廊 開廊30周年記念展/湘南台画廊
2021 輪展/銀座K’sギャラリー(~’24)
2022 Monochrome展 白と黒の世界/ギャルリー志門(~’24)
2023 シン七人力/ギャルリvent(佐賀展/ギャラリーシルクロ/’24)
独立美術協会90周年記念事業「輝く日本油画-独立美術協会90周年記念展―」/日動画廊
収蔵 新潟市美術館,神奈川県立近代美術館
現在 独立美術協会会員,神奈川県女流美術家協会会員,日本美術家連盟会員
アクセス
〒135-0041 東京都江東区冬木22-32 森芳ビル1階
M16 Gallery
〒135-0041
東京都江東区冬木22-32 森芳ビル1階
アクセス:東京メトロ東西線 門前仲町駅 1番出口から徒歩8分
東京メトロ東西線 門前仲町駅 5番出口から徒歩10分
都営大江戸線 門前仲町駅 6番出口から徒歩10分
営業時間:Gallery 11:00〜19:00(展示最終日は16:00まで)
SHOP 11:00〜19:00
休館日:日曜日、月曜日
(夏季、年末年始の特別休業有り)
Tel:03-5621-9916 Fax:03-6240-3096
■ 東西線から
1番出口を出て深川不動尊赤門を背に左へ、一つ目の信号(青果店が有り)を左へ直進し高速道路下を過ぎ3つ目の信号を渡って(ファミリーマート)を右へ喫茶店ヒロユキの前を過ぎ左手となります。
■ 大江戸線から
6番出口を出ると赤札堂があり右手に見える高速道路下を通り、一つ目の深川一丁目交差点を渡り右へ曲がる。道なりに直進、1つ目の信号(ファミリーマート)を渡り喫茶店ヒロユキの前を過ぎ左手となります。
■ お車で
お車でお越しの際は近隣のパーキングをご利用ください。